皆さまこんばんは☆

とうとう冬がやってきましたね(^-^)

師走を迎える前に家の本棚を整理していると懐かしい本たちが出てきました(*゚▽゚*)

img_0355

学生時代、大阪で学校と提携している某ホテルの寮生としてレストランで働いていたのですが、(寮は2段ベッドが2つの最大4人部屋でしたが、私の入学年は平年よりも人数が少なかったようで2人部屋でした。1人で2段ベッド独占です(*´꒳`*))

家電は持ち込みなので、冷蔵庫は相方さんと割り勘。

最初の1年間はテレビ無しの生活でした。(無くても意外と大丈夫だったりします。)

後に同じレストランで働く先輩の実家が電気屋さんをしていてテレビをもらう事が出来ました(*´꒳`*)

寮費はジャスト2万円!(水道、光熱費込、しかも社食の食券付き。勤務日数分もらえます。土日、昼からラストまで働く時は食券2枚)

社食もホテルの各レストランで料理長を務めた方が担当になるので、中華の方だと「岩塩入りラーメン」とか出てきたのを覚えています。

いろんな専門学校生が集まっていて、ホテル科、エアライン科、観光科、ブライダル科、辻調理師専門学校、辻製菓、留学科とそれぞれが夢に向かって頑張っていましたね〜。

仕事が終わって0時過ぎに帰っても相方さんが温かいスープを作ってくれていたり、(昼間部の授業が終わって17時から仕事の為、夕飯が16時からという事もあって帰る頃にはお腹ペコペコなのです笑)

休みの日には皆で映画を観たり、鍋をしたり、製菓の授業で作ったケーキをもらって試食したり、大浴場に一番風呂をしに行ったり、共同のキッチンで料理を練習していた先輩にご馳走になったり。インフルエンザで高熱が出てしまって寝込んだ時は寮長さんが心配してご飯を用意して頂いたりしました。(何だか食べ物の話が多めですが笑)

相方さんが先に寮から出る事になり、仕事の為、最後会えず寮に帰った時、冷凍庫にパンケーキがギュウギュウに詰められていたのは関西出身の相方さんらしく、思わず笑ってしまいました。

忙しい朝や夜お腹を空かせて帰っても簡単に美味しくお腹いっぱいになれるように。1枚1枚ラップに包んで。引越しで忙しい中作ってくれたんですね。

その優しさが本当に嬉しかったですね。

後に一人暮らしをする事になった時も、自転車を譲ってもらう事になり、寒空の下1時間の距離を自転車をこいで届けてくれた先輩もいました。

今思えば学生時代、大変だったけれどそれ以上に掛け替えのない大切な事をたくさん、たくさん教わった気がします。

何より、人との出会いに恵まれていたんだなと思います。

自分の事よりもまず周りの人の事を大事に考えられる心。

そんな心優しい方々から譲り受けた本。

本をめくりながら、その時の情景が思い出されてきて、日常の忙しさから見失いかけていたメッセージを受け取った気がしました。